一般歯科治療
一般歯科とは、主にむし歯治療、歯周病治療、義歯の作成など保険の範囲内で行われる治療が多いこととから、保険診療=一般歯科といいます。
保険の範囲内では十分な治療が行えない場合や見た目などの美しさ、耐久性などで患者様からのご要望があった場合には、保険外治療をおすすめしております。
保険診療と保険外治療(自費治療)の違い
歯科治療において健康保険が使える「保険治療」と健康保険が使えない「保険外(自費)治療」の2種類に大きく分けられます。
保険治療では治療方法や使用できる材料などに制限がありますので、治療した箇所が銀歯になり目立ってしまったり、歯に負担のかかる治療方法しか選択ができないなどのデメリットの部分があります。
保険外治療(自費治療)に関しては保険に比べると材料や治療方法にも制限がなく、歯科医師が最大限の技術を発揮し、十分に時間をかけて治療を行う事ができます。保険治療と比べると、高価で、歯科医院によって技術や治療内容なども異なります。
むし歯治療
当院は、なるべく歯を削らない、歯を抜かない治療を心がけており、また、出来るだけ痛みを取り除くために、様々な工夫を行っております。
従来の治療はむし歯の再発を防ぐために感染していない健康な歯の部位まで削ったり、感染が神経の近くまで達している際は、神経を取る処置が行われることも多かったのが事実です。
最近は出来るだけ歯を削らない、抜かない治療に移行しつつあります。1度削ってしまうと歯は元通りになることは出来ません。削らずにすむのであれば、削らないに超したことはありません。 その為当院では削る量は最小限に抑えております。
そして治療を行う上で「痛み」への不安や恐怖は患者さまにとってストレスになります。「痛み」やストレスの少ない快適な治療を受けられるように下記の配慮をしております。
表面麻酔
ご希望の方には、注射の麻酔の前に表面麻酔を行います。麻酔薬の染み込んだ綿を歯肉に塗布し、針の刺入点を痺れさせることによって刺入時の痛みを軽減することができます。 また、薬液が入ることによる痛みを避けるために、歯肉頬粘膜という痛みの出づらい場所にまず麻酔し、弱圧で時間を十分にかけて効かせていきます。
電動注射器
電動注射器は薬を注入する速度をコンピューター制御していますので、細い針でゆっくりと麻酔液を注入することができます。注入圧を過度に加えることがないので、注入時の痛みや不快感を和らげることができます。
笑気吸入鎮静器
歯科治療において「怖い、嫌い」など思っている方がいらっしゃいます。どうしてもこのような場合長い間虫歯や歯周病など放置してしまいがちです。痛みや恐怖心を和らげてくれる方法として「笑気吸入鎮静法」があります。 笑気吸入鎮静法とは、笑気吸入装置で30%以下の笑気ガスと、70%以上の酸素を配合し、鼻に専用のマスクを取り付け、鼻からゆっくり呼吸して、麻酔をかける方法です。リラックスして治療を受けて頂くことができます。
入れ歯(義歯)
入れ歯(義歯)は、毎日美味しい食事を味わだけの道具ではありません。お友達やご家族とお話をする時も自然な口元で楽しい会話が出来ると気持ちも明るくなり、自信も生まれてきます。
今お使いの入れ歯が、「外れやすい」、「金属のバネが目立つ」、「しっかり噛むことが出来ない」「なんとなく入れ歯に違和感を感じる」などの不満やお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。当院は入れ歯に関するお悩みや費用などのご要望を伺った上で、お口に合う入れ歯の材料や治療法などをご提案します。
保険診療の入れ歯の場合、バネと呼ばれる留め金の金属を使用しており、見た目には良いものではありません。近年、入れ歯も様々な種類があるのをご存じでしょうか。
保険外治療になってしまいますが 金属のバネがないノンクラスプデンチャーと呼ばれるものがあります。
ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャーは、金属のバネがないため大きく口を開けても入れ歯だとわからないほど自然な仕上がりです。またとても薄くて、軽い素材で出来ています。つけ心地もよく、お口にフィットした入れ歯です。
※ノンクラスプデンチャーは保険外治療となります
ノンクラスプデンチャーの症例
症例1 上顎ノンクラスプデンチャーの症例
インフォームドコンセントについて
安心して治療を受けて頂くために「インフォームドコンセント」に基づいて患者様とのコミュニケーションを大切にしております。治療方法や治療費用、治療期間などわかりやすく説明出来る様にアニメーションソフトウエアの「NEO DENTAL i」用いて患者様にご説明しております。
また、 治療前と治療後の患部の写真を撮影して、モニターで確認することが出来る口腔内カメラ「デンタルアイ」を使って、ご自分のお口の中の状態を見ることが出来ますので、安心して治療を受けて頂くことが出来ます。